かなざわ整骨院
健康通信VOL、32(2009/8/16)

痛みの違いでわかること

変なタイトルですが、
私たちが感じる「痛み」には種類があります。

その違いでカラダのどこを傷めているのか?
おおよその見当をつけることが出来ます。

本来「痛み」は
体に何か不都合が起こっていることのサインなので、
当然といえば当然のこと。

いくつかのパターンを挙げてみます。

[check]①動き始めが痛い(鈍い痛みがある)
・・・寝起きや運動を始めた時が痛く、しばらく動かしていると痛みが無くなる。

[check]②ある角度に動かした時その動かした所が痛む(鋭い痛み)
・・・じっとしていると痛くも何ともない。ただある角度までカラダを動かした時に「ピッ」と鋭い痛みが走る。

[check]③じっとしていても痛む(ジンジンと脈を打つように痛む)何もしなくても痛みが出る
・・・じっとしていても痛みがあって、夜中寝ていても痛みがある。痛み方も脈と共にジンジンと痛みが出る。

[check]④じっとしていると痛くなってくる(鈍い痛み)
・・・同じ姿勢で立っていたり作業をしていたりすると「ジワー」っと痛くなってくる。力の入っている所が火箸でつつかれたように熱くなったり、痛みが出たりする。

[check]⑤上記に当てはまらない痛み

上記の痛みの説明
①動かし始めが痛くて
しばらく動かしていると痛みが和らぐ場合は
「筋肉」が原因の痛みです。

たくさんカラダを使った後
いわゆる「筋肉痛」といわれる状態になりますが、
この痛みを出している場所は
筋肉が「緊張状態」にあることを表しています。
筋肉に「負荷」がかかり続けている状態の時に
この痛みが出ます。

荷物などを運んだ後に出てくる場合は
その時使われた筋肉が疲労状態にあることを表しているし、
身に覚えのない所が痛む場合や
あまりにも長い期間そんな状態が続く時には、

その筋肉が働く関節にズレなどの問題がある場合があります。

②手足や体をある角度まで動かした時に、
その動かした関節が「ピッ」と鋭く痛む場合は、
その関節に問題があります。

関節は骨と骨が合わさる場所ですが、
ここはとても繊細で
少しでもズレがあったり
位置関係がおかしいと
痛みを出したり、力が入らなくなります。
(いわゆるギックリ腰なんかもこのパターンです。)

関節の軟骨を痛めている時にも
同じような痛みが出ます。

③じっとしていてもジンジンと痛む、
何もしなくても痛みが出る時には
その部位で「炎症」が起きている場合と
「血液の流れが上手くいっていない場合」「筋肉がずっと過緊張を超している場合」
があります。

ギックリ腰は
先ほど②でいったような状態になっている時の痛みです。
ただのギックリ腰なら
そのズレを調整すればすぐに痛みはなくなりますが、
この時炎症を伴っている場合があって、
その時はズレを取った後も
しばらくジンジンと痛みが残ります。
そんな炎症のある部位は安静にして冷やしてあげるととても効果的。

また偏頭痛なんかに見られるパターンですが、
脈を打つように「ズキーン、ズキーン」と痛むような時は
血液の流れが阻害され
痛みを出している場合があります。
この時は
その血流を阻害している原因を確かめていくこと
が重要です。

カラダのバランスが崩れ
血管や神経が圧迫され
血流が悪くなっている場合や
筋肉が必要以上に緊張し血管を圧迫している場合、
血圧が高くなりすぎて
血管の内壁が引き延ばされ痛みを出している場合などの痛みは、
なぜそうなっているのか?
何よりちゃんと原因を確かめることが一番大切です。

④じっとしていると痛くなってくる。
③の場合と言葉は似ていますが
「同じ姿勢でいると」痛みが出てくるパターンです。
立ちっぱなしだったり、座りっぱなしだったりと
同じ姿勢でいると痛みが出てくるパターンです。

これは
筋肉が過緊張している痛みで、
①の場合と違うのは
普段からその筋肉に負担は掛かっていない
ということです。

背骨や骨盤にズレがないなら、
ただ座っていたり立ちっぱなしだとしても
体に負担は掛からず、
筋肉も特別に緊張することはありません。

しかし骨盤や背骨に歪みがある場合は、
そんな簡単な姿勢の時にでも
すごく負担のかかる場所が出来上がり、
その周辺の筋肉もその負担に応えようと緊張し、
いくらか筋肉が疲れてきた時に痛みが出てくるのです。

デスクワークや手仕事など
指先をよく使う時なんかは、
ズレが無くても筋肉が過緊張して
焼け火箸で突かれたような痛みを感じることがあります。

⑤上記に当てはまらない痛みは
私の守備範囲外なので
どんな場合があるのかよくわかりませんが、
早い内に病院などで検査を受けられるのが良いと思います。

ざーっと一通り挙げましたが、
自分が感じている痛みの種類はどのパターンなのか?
見つめていくと対処方法が見えてきます。

カラダや関節のズレ・歪みが原因で出ている痛みは
そのズレ・歪みを調整していくとラクになります。

④のように、
ただ筋肉が緊張して出ている痛みなら
マッサージでその疲れた筋肉をほぐしてあげると
早くラクになります。
(ゆっくり過ごせる時間がたっぷりと取れる人は
特に何もしなくてもラクになってきます。
ゆっくりしているのにラクにならない場合は
何か問題有り!早く治療に来て下さい。)

炎症を伴う時には、
その周囲の関節や筋肉・軟部組織のバランスを取って
安静にするととても早く良くなります。

決していい加減なTV番組や雑誌の如く、
全てひっくるめて
「痛み」
として捉えないで下さい。

その時々に応じて
最適なアプローチをかけていくことで
治癒までの期間はうんと早くなります。

2009/8/16
かなざわ整骨院 金澤信博一声


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